「腸にいいこと」していますか?腸を整えて病気知らず!!後編

2017年3月27日(月)

若い頃に比べると「前は平気で食べていたものが今では苦手になった」、「便秘をしやすくなった」など、不調を感じたことはありませんか?
現在、女性の死因でワースト1になっている病気は、“大腸がん”です。腸は体を病気から守る免疫の役割を果たしており、また老化やアレルギーにも深く関わっています。腸のことを知り、生活習慣、食習慣、エクササイズで腸内環境を整えて、体の芯から健康になりましょう。後編では、腸を整えるエクササイズや食事についてご紹介します。

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腸に良いエクササイズ

硬くなったお腹をほぐし、便秘の原因になる悪い姿勢を正す運動。

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お腹絞り

停滞した便やガスの移動を促し、排便に大切な腹筋を鍛える運動。

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腕振り上体ひねり

体をひねることで腸を動かし、周囲の血行を促進させる運動。

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腸に良い食事

中高年になれば便秘がちになりますが、ケアをしていくことで「腸年齢」を若く保つことができます。毎日の食事で腸に良い食品を積極的に摂り、腸内環境をキレイにしていきましょう。

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油は腸の潤滑油?!

ダイエットをしている方は、油を避けた食事を選びがちではありませんか?実は、油も腸にとって大切な栄養素です。油を程よく摂取しなければ、便秘や肌荒れを引き起こしてしまいます。油分は腸の中で、便をスムーズに運ぶ潤滑油としても働いてくれます。オリーブオイルには、オレイン酸という成分が含まれており、この成分は小腸で吸収されにくく、便を潤してくれます。

 

豆知識

食卓にオリーブオイルを欠かさない地中海の国々では、昔から便秘になると、大さじ1~2杯のオリーブオイルを飲んで便秘対策を行っていました!!
便秘になったときには、エクストラバージンオイルを毎日大さじ1杯飲むのもオススメですよ!

 

美肌の秘訣!ホットヨーグルト

ヨーグルトには、善玉菌の乳酸菌がたくさん含まれており、良質のたんぱく質や、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB²が補給できます。私たちのお腹の温度は、だいたい38度くらいに保たれており、それが腸内の細菌の活動温度になります。お腹を冷やすと、腸の働きも低下しますが、同時に、消化・吸収を助けたり、有用な成分を作ったりしている善玉菌の働きも発揮しにくくなります。あらかじめ温めたヨーグルトを食べればお腹を冷やさないので、腸の栄養素の吸収もよく、善玉菌も活発に働いてくれます。

腸を整えて病気知らず!!まとめ

いかがでしたか?元気に体を動かし、食事を楽しみたいですよね。腸は、老化やエネルギーにも深く関わっている大事な臓器になります。これから先の健康な未来のためにも、しっかり日常生活から意識して腸を整えていきましょう。


この記事の投稿者

mitsuyasu
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ステラ漢方のホームページ、ステラ広場(コラム)のデザイン担当。 お役に立てる情報をWEBを通して発信していきます♪
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