ドロドロ血液にさよなら!!サラサラ血の作り方

2016年9月12日(月)

一般的に人間の赤血球は、4~5ヶ月程度の寿命しかありません。体は絶えず新しい血液を生産しています。
 
その血液は過去数ヶ月間に食べたもの、飲んだもの、吸収したもので構成され、運動や喫煙習慣などの日々の生活習慣によって決まってきます。
毎日サラサラ血を作るよう意識した生活こそが、健康な日々を過ごせる秘訣なのです。
 
さぁ、今日からサラサラ血作り生活を始めましょう!
 
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長時間同じ姿勢をしない  
同じ姿勢を長く続けると、血栓ができやすいといわれています。血流を良くするために、適度な運動をしましょう。
有酸素運動をすることで悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やすことができます。
運動をして汗をかくと血液中の水分が不足し血流が悪くなります。その後しっかりと水分補給をしましょう。
 
節酒・禁煙を意識する  
アルコールを過剰に摂取すると様々な生活習慣病の原因になる他、血液中の水分量が不足し、体は脱水症状に陥ります。
節酒を心掛け、その後は血流をよくする緑茶・麦茶・烏龍茶などを飲みましょう。
また、血管を収縮させてしまうタバコは控えましょう。
 
ストレスを溜めない  
楽しいとき、嬉しいとき、穏やかなとき、リラックスしたときは副交感神経が働きます。そのため、血管が広がって血流が良くなり血圧も下がります。日頃からよく笑い、リラックスを心掛け、趣味などのストレス解消法を見つけましょう。
 
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食事で栄養素を上手く取り入れる  
血液を作る食材だけを食べても、血流をよくする食材だけを食べても意味がありません。
どちらの栄養素もバランスよく食事に取り入れることでサラサラ血が出来るのです。
 
【血液を作る食材】
 
 鉄分には、動物性に多く含まれる吸収性の高い“ヘム鉄”と野菜や穀類などに含まれる吸収性の低い“非ヘム鉄”があります。鉄含有量の多い食材だけでなく、様々なものから摂取するようにしましょう。また、たんぱく質は血液中の赤血球やヘモグロビンの材料となる大切な栄養素です。毎食主菜にはたんぱく質を取り入れましょう。
 
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【血流をよくする食材】
 
青魚には人の体内で作ることができない必須脂肪酸が多く含まれています。必須脂肪酸は血小板が固まるのを抑え、悪玉コレステロールを減らす作用や血液中の中性脂肪を減らす作用などがあります。また、野菜にはコレステロール値を下げる食物繊維、コレステロールが血管壁に付くのを防ぐビタミン類が豊富に含まれています。
 
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覚えておきたい豆知識  
 せっかく血液を作る食材でも、何も考えずに摂取するだけではもったいない!
鉄分を摂る際には、吸収を助ける良質なたんぱく質とビタミンBを組み合わせて摂取しましょう。特に、ビタミンB12と葉酸は正常な赤血球を作るために必要な栄養素です。
上手に組み合わせてしっかりと栄養を摂り入れましょう。
また、酢や香辛料、梅干しなどの刺激物は胃酸の分泌を高め、鉄の吸収を良くします。
逆にインスタント食品や加工食品は鉄の吸収を抑えるリン酸が含まれています。極力控えましょう。
 
ビタミンB12を多く含む食品…レバー、魚介類、貝類、卵黄、チーズなど
 
葉酸を多く含む食品…レバー、大豆、納豆、ほうれん草、ブロッコリーなど
 


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mitsuyasu
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ステラ漢方のホームページ、ステラ広場(コラム)のデザイン担当。 お役に立てる情報をWEBを通して発信していきます♪
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