~食の漢方⑤~

2020年7月27日(月)

こんばんは🌟🐵

今回も、『食の漢方』について

 

ご紹介させていただきます💡🍆

 

 

 

歯がぐらぐらしたり、欠けやすくなったりするトラブルは、

 

成長や発育を司る腎臓の働きが弱っていることが原因です。

 

腎臓が弱くなると、歯や骨、髪の毛に影響が見られるようになります。

 

こんなときは、腎臓を養う山いもの出番です。

 

山いもは、皮ごと2cmぐらいの厚さに輪切りにします。

 

フライパンにごま油を熱し、山いもを両面ともこんがりと焼き、

 

だしと醤油少しで味付けをします。仕上げにかつお節をたっぷりかけていただきます。

 

 

 

PMS=月経前症候群とは、月経がはじまる1週間位前からイライラしたり、

 

便秘になったりする不快な症状のことです。

 

原因は、肝臓の機能の低下、血の不足、気の滞りが考えられます。

 

これを和らげるのにおすすめな食材は、ピーマンです。

 

補血力のあるカシューナッツを合わせればより◎。

 

ピーマンは短冊切りにし、フライパンにサラダ油を熱し、

 

すりおろしたニンニクと生姜を入れ香りがたったら、

 

ピーマンとカシューナッツを入れて炒めて、

 

オイスターソースで味付けしたら完成です。

 

 

 

 

漢方では、栄養を運んで、情緒を安定させる血の不足、

 

ホルモンや水分代謝などをコントロールする

 

腎臓の弱りが更年期障害の要因と考えます。

 

血と腎臓を補う食材としておすすめなのはニラです。

 

ニラは、5cmくらいの長さに切ります。

 

片栗粉、塩、こしょうを入れたボウルにレバーを入れて

 

なじませます。フライパンにごま油を熱してレバーを炒め、

 

醤油、酒、砂糖を入れて混ぜ、ニラを加えてさっと炒めたら

 

出来上がりです。

 

 

 

加齢に伴って腎臓が弱まると、尿を出して止める力が弱まります。

 

男性も女性も年齢を重ねるとともに、

 

尿もれや頻尿のトラブルが起きやすくなります。

 

おすすめの食材はです。加糖されていない「むき栗」が

 

ベスト。栗自体に甘味がありますから、十分においしいですよ。

 

 

 

ビクビクする不安や憂うつな気持ちは、肝臓が冷えて弱っていると考えられます。

 

肝臓は血を蓄え、自律神経を介して血流の量を調整し、

 

精神情緒を担っているところです。血が減って血流がわるくなることで、

 

肝機能が低下し、不安な気持ちになってしまいます。

 

えびは体を温める作用があり、肝機能を取り戻してくれます。

 

背わたをとり、軽く塩をふり、グリルやフライパンで焼くだけの

 

素焼きなら簡単でおすすめです。また、えびの殻には、

 

血行をよくする効果があるため、素揚げにして一緒に

 

食べるとより効果的ですよ。

 

 

 

漫画の中で、怒っている人の頭から湯気が上がっているように

 

描かれることがよくありますよね。

 

イライラとはまさにあの状態で、瞬間的に沸騰し、

 

熱が火となって燃え上がっていることをいいます。

 

気のめぐりには肝臓によってコントロールされているため、

 

肝臓を冷ますことが重要です。

 

突発的なイライラを鎮めるには、気を補い、気のめぐりを

 

よくするグレープフルーツがおすすめです。

 

無添加のものならば市販のジュースでもOKです。

 

 

 

 

不眠のタイプは様々ですが、漢方ではストレス過剰タイプと

 

血が足りないタイプに分けられます。

 

ストレス過剰タイプは、イライラや憂鬱感など精神不安から

 

なかなか寝付けない、または気が高ぶって寝付きが悪いこともあります。

 

ストレスが熱を生んだことからこのようなことが起こるため、

 

熱を冷ますことが大切です。

 

血が足りないタイプは慢性化した人に多く見られがちです。

 

体を養う血が不足して精神が不安になり、不安感や気分の落ち込みを

 

感じ熟睡しにくくなってしまいます。対策は、血を補うことです。

 

どちらのタイプにもオススメな食材は、レタスです。レタスは、

 

熱を冷ます力と血を補う力を兼ね合わせています。

 

熱湯にさっと通してオイスターソースやかつお節などかけていただきましょう。

 

 

 

何をやってもすぐに気が散漫になって続かないという人は、

 

おもに腎臓や脾臓、胃の弱まりが原因と考えられます。

 

その結果、気が不足して集中力が失われてしまいます。

 

おすすめは、気を補って体力も増強する作用があるチョコレートです。

 

チョコレートは、カカオ成分が多く、甘みの少ないものを選びましょう。

 

ただし、カカオ自体には脂肪分が多く、胃もたれや胸やけのもとになるため、

 

食べる量はほどほどにしましょう。

 

中国には「過労は気を傷める」という言葉があります。

 

働きすぎは気を消耗して働きを弱めてしまうという意味です。

 

睡眠と休息をしっかりとれる働き方をしてくださいね。

 

 

 

参考文献:体をおいしくととのえる!食べる漢方


この記事の投稿者

yahata
yahata
ステラ漢方の会報誌「ステラ通信」編集長。ステラ広場ではダイエットについて実践したものをご紹介していきます!ぜひ、お試しください♪
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