世代を越えて愛される味噌「鶴味噌醸造」

2019年8月10日(土)

今月の福岡の逸品は、柳川市にある「鶴味噌醸造」にお邪魔させていただきました。

 

鶴味噌醸造は、創業150年以上の歴史を持つ、味噌専業の老舗です。

 

筑後平野の恵まれた自然で、安心・安全で美味しい味噌をお届けしております。

今回は、柳川と共に歩み続けてきた、鶴味噌醸造の歴史をご紹介いたします。

 

 

 

 

ゆるやかな時に抱かれ、美味しさを極めた、世代を越えて愛される味噌

 

鶴味噌醸造がある柳川市は、福岡県南部、筑後平野の西南端に位置しており、

 

古くから開拓・干拓された大小規模の干拓地が魚鱗状に広がる海面干拓地帯です。

 

穀物が良く採れる地域でもあり、味噌やお醤油が盛んに作られていました。

 

自然に恵まれた柳川で明治3年に鶴味噌醸造はスタートしました。

「味噌を毎日召し上がっていただきたい」想いから、美味しい味はもちろんのこと飽きない味をお届けしています。

 

そのために、厳選された原料を使用し、味噌本来の味を作り出す伝統の麹菌や酵母菌の働きで自然の風味豊かな

 

気品ある味を作り出しております。また、より安全で安心な商品を提供できるよう、2015年にHACCPを取得しました。

 

現在では、九州以外にも、台湾、香港など東南アジアを中心に海外のお客様にも美味しいお味噌をお届けしております。

 

地元の小学校の方々の工場見学、味噌つくり体験も行っており、味噌という日本古来の文化にも親しんでいただいております。

 

(今回の取材でも見学をさせていただきましたが、ページの都合上、省いております。)

 

そのせいもあってか、鶴味噌醸造はお子様からご年配の方まで、世代を越えたファンの方々がたくさんいらっしゃいます。

 

鶴味噌醸造は、自然や周りの皆様に助けられながら美味しい味噌をつくり続け、家族団欒の健康で和やかな伝統ある

 

日本食卓の風景を守っていきたいと考えています。

 

 

 

 

 

国登録有形文化財 本社工場(通称:並倉)

 

 

 

柳川生まれの国民的詩人・北原白秋が詠った「並倉」は、明治3年から続く鶴味噌醸造の今も現役の味噌蔵です。

 

大正初期の建築で、赤いレンガ造りの蔵が3棟並んでいます。柳川の観光名所のひとつで、

 

以前は、吸水場が併設され、堀割の水を引き込んでいました。

 

柳川の歴史的景観形成に大きく寄与しているとして、平成12年に、3棟夫々が国の登録有形文化財に指定されています。

 

 

 

鶴味噌醸造のラインナップ

 

私達が食べている味噌には、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル等、体調を整えるのに

 

必要な必須アミノ酸が10種類以上も含まれています。

 

鶴味噌醸造では、通常のお味噌の他、おかずとして料理に応用できるお味噌を豊富な品揃えで健康、

 

安全、安心と現代のニーズにあったものを提供しております。

 

 

 

 

鶴味噌醸造

〒832-0825
福岡県柳川市三橋町江曲216
TEL 0120-37-2166

 


この記事の投稿者

yahata
yahata
ステラ漢方の会報誌「ステラ通信」編集長。ステラ広場ではダイエットについて実践したものをご紹介していきます!ぜひ、お試しください♪
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