~ 食の漢方②~

2020年6月15日(月)

こんばんは🐵💗

 

今回の健康にまるわるプチ情報は、前回の続きで

 

食の漢方についてご紹介していきます💡

 

 

 

 

りんごには熱を取り除き、潤いを生じさせる働きがあります。

 

また、下痢を止める力もあるので、熱っぽくて下痢をしているときにもおすすめです。

 

のどの痛みを伴う風邪は、葛根湯のような熱を加える効能のある薬を服用したら、

 

症状は悪化してしまいます。葛根湯が効くのは、寒気が伴う風邪のときです。

 

 

 

 

 

ゾクゾクと寒気がする風邪には、体を温めて寒気をなくすことが大切です。

 

生姜には、「発散」の力があり、寒気がする風邪に効果的です。

生の生姜をすってお湯に入れるだけでできる『生姜湯』がおすすめです。

 

生の生姜は発汗を促し、体の熱を出します。乾燥した生姜は、

 

体の芯からじんわり温めて寒さを取り去る働きがあるため、

 

お腹を下したときや慢性的な冷えに悩む方にぴったりです。

 

 

 

 

 

下痢のときには、体内の余分な水分を取り除きながら、

 

胃腸の働きを整えることが重要です。

 

慢性的な下痢の場合は止めてもいいのですが、

 

風邪のときの下痢は止めないで出しましょう。

こんなときは、胃の働きを活性化するしそがおすすめです。

 

しその葉を細かく切ってお湯に入れて煮出して飲みます。

 

発散作用のあるしょうがを細かく切って一緒に煮出すのもおすすめです。

 

 

 

 

 

下痢を慢性的に起こす原因はさまざまですが、多いのはストレスや過労、

 

食事の不摂生によるものです。胃が弱まり、消化が不十分のまま排泄されたり、

 

腸からの水分吸収がうまくいかなくなっています。

じゃがいもには、胃腸を丈夫にして気を補給したり、

 

やさしく整えるなどの働きがあります。

 

じゃがいもをやわらかくなるまで茹で、岩塩などの天然塩を少しかけ、

 

ミネラル分を補給するのもよいでしょう。

 

 

 

 

 

胸やけは、食べすぎ、ストレス、過労、睡眠不足などで胃腸の働きが弱まり、

 

消化不良を起こして胃酸がたくさん出てしまい、ムカムカしてしまうのです。

 

胸やけには、キャベツが効果的です。胃腸薬の原料にもなっているビタミンUを含み、

 

胃の働きを整えます。消化を促し、気を補う作用があります。

「湯通しキャベツは、沸騰したお湯に1枚ずつはいだキャベツをさっと入れて

 

引き上げるだけです。お湯をしっかりきり、ゴマ油や塩、醤油、かつお節など

 

お好みの味で召し上がりください。

 

 

 

 

 

頭痛の要因の一つに“冷え”があげられます。冷えからくる頭痛には体を温める食材を

 

摂りましょう。発汗作用があり、温めて冷えを発散、解毒作用もあるねぎはうってつけです。

スープジャーに、細かく切ったねぎを入れてお湯を注ぎ、塩を少々加えて完成する

 

「ねぎ塩スープ」を飲みましょう。

 

 

 

 

鼻水が黄色っぽく粘りのあるタイプの場合は、鼻やのどなどの呼吸器系を

 

支配している肺が弱って、熱をもっていると考えられます。

バナナには、体内にこもった余分な熱を冷まし、肺を潤す作用があります。

 

バナナは冷す力がとても強いので、その力を少し緩めるために、

 

「皮ごと焼きバナナ」にすることをおすすめします。

 

アルミホイルの上にバナナの皮ごとのせて、オーブントースターで

 

7~8分ほど焼きます。濃厚になってとてもおいしいですよ。

 

 

 

めまいには脳が関係しており、脳に栄養がいかず、正常に機能しなくなるとめまいが起こります。

 

胃腸が弱って不要物がたまることで起こるめまいもあります。

 

こういうめまいには、胃の働きを高め、老廃物を出しやすくするえのきがおすすめです。

えのきと水をミキサーにかけたものを弱火にかけ、木ベラなどでかき混ぜながら

 

30分~1時間煮ます。冷めたら製氷皿に入れて冷凍します。

 

みそ汁やスープなど手軽に入れて飲みましょう。

 

 

 

 

漢方には「一日一便」という言葉があり、基本的には毎日便通があるのが

 

よい状態とされています。

 

便秘は熱、冷え、気の流れの悪さ、血の不足などにより潤いを失い、

 

胃腸の働きが低下して起こるものと考えます。

便秘のときにおすすめなのは「きゅうりのしょうが炒め」です。

 

きゅうりには、体にこもった余分な熱をおさえる働きがあるうえに、

 

たっぷり水分が含まれているため、潤い補給をしてくれます。

 

熱を追い出す発散作用のあるしょうがと一緒にさっと炒め、

 

塩とこしょうで味つけをします。

 

 

 

いかがでしたか?

 

次回も引き続き食の漢方についてご紹介してきますね🐈✨

 

気になる症状は、是非試していてください♪

 

それでは次回もどうぞお楽しみに🌠🌠

 

参考文献:体をおいしくととのえる!食べる漢方


この記事の投稿者

yahata
yahata
ステラ漢方の会報誌「ステラ通信」編集長。ステラ広場ではダイエットについて実践したものをご紹介していきます!ぜひ、お試しください♪
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