憂鬱な5月病をそっと癒やします♪カモミールのススメ

2017年5月17日(水)

こんにちは、ゴールデンウィークを大満喫した宮崎です。

実は毎年とても楽しみにしている、年に一度の一大イベントに今年も参加してきました\(^o^)/

 

それは……!

 

\\\\有田陶器市////

 

陶芸発祥の地・佐賀県の有田焼で毎年ゴールデンウィーク時期に開催されています。

毎回120万人強のお客様が全国各地からやってくるそうですよ。

 

実は私も、陶器収集が趣味の一つでもあります。

 

「食器一つで食事の印象が変わるので、食べて美味しさを味わうだけでなく、見た目でも美味しさを味わいたいですね。いい仕事してますね〜」

 

◯◯鑑定団の先生風に語ってみました(笑)

見た目にも楽しいお皿集めが楽しくて、新たなコレクションを発掘すべく、有田陶器市を毎年楽しみにしています。

 

今年もお気に入りの品が買えて、大満足の宮崎です♪

写真は、有田陶器市の朝の名物【朝粥】でしか手に入れられない茶碗ゲットの図です(^^)

 

 

ところで、磁器の色には色んな心理作用があることをご存知ですか?

 

例えば、赤い磁器は食欲を増し甘みや旨味を引き立てる効果があります。

そのため食欲が沸かないときは、赤い食器に盛り付けすると、視覚効果で胃腸の働きを促すそうです。

逆に、青い磁器は食欲を抑える働きがあるんですよ!

 

理由は、

 

①世の中には青い食べ物が存在せず青いものが美味しいという認識がないため食欲がわかない。

②青には心を落ち着かせる効果があるため、少量でも満腹感を感じる。

 

からなのですと。

 

へーー!

でもでも、日本の磁器には青色のお茶碗やお皿よく見るよね~。食欲落としてしまうんじゃ(・・?

 

気になったら、調べてみるべし!

というわけで調べたところ、青色の磁器にはメリットも沢山ありました♪

 

①鮮魚や野菜など生の状態で食すお料理を、より新鮮に見せる効果がある。

確かに、日本食はお刺身や酢の物、お漬物など冷たい状態で食すものって、結構多いですもんね!

 

②食材の彩りを鮮やかに引き立てる効果がある。

寒色である青色は、反対色の暖色の赤や橙色を鮮やかに引き立てる効果があるので、例えば温かい煮物でも、葉物を敷いた上に盛り付けるなどの工夫を加えるだけで、より美味しく魅せる効果があるんですね~。

 

磁器って奥深~い(*´∀`*)

私も、磁器のように奥深い人間になろうと思います。

 

というわけで、前説はこの辺で(笑)

前説長っっっっwwwwww

 

のんびりハーブ生活のススメ、はじまり、はじまり〜(^^)

 

 

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ゴールデンウィークが明け、しばらくすると、チラホラこんな言葉が聞こえてくることがありませんか?

 

『疲れが取れない』『五月病かな~』。。。(=_=)

 

5月病とは、4月から新生活で一生懸命頑張ってみたものの、だんだん心身の疲れが蓄積して、適応できなくなる症状のことです。

ゴールデンウィーク明け頃からこのような症状が出やすいとのことで『5月病』といわれており、実際の病名ではないそうです。

 

症状としては、

 

・不眠

・疲労

・食欲不振

・無気力

・人との接触が億劫になる

 

などが挙げられます。

 

この時期あるあるですよね(^_^;)

そんな春のお疲れを癒やすハーブが、カモミール♪

 

 

 

 

白い花びらの可愛らしいカモミールは、ガーデニングコーナーにも必ずと言っていい程並んでいる定番のハーブです(^^)

カモミールにはハーブティーに適している『ジャーマンカモミール』と、アロマの精油に適している『ローマンカモミール』がありますが、ここでは『ジャーマンカモミール』を紹介します。

 

 

学名:Matricaria recutita/Matricaria chamomila

英名:German chamomile

和名:カミツレ(加密列)

科名:キク科シカギク属

分類:一年草

原産地:ヨーロッパから北アジア

 

 

【カモミールに歴史あり】

 

カモミールの歴史はとても古く、古代エジプト時代には薬草として使われていたという記述が古文書にも残っております。

最古のハーブとも言われているほど、とっても歴史の深いハーブなのです!

 

古代エジプト時代、クレオパトラはハーブをこよなく愛し、美と健康を保つために色々なハーブを生活の中に取り入れていたそうです。

さすが、クレオパトラ!

カモミールもクレオパトラが愛したハーブの一つで、安眠の薬として用いていたという記録が残っています。

 

カモミールの名前の由来は、その香りにあります。

小さな白いお花から、甘いりんごのような香りがすることから、ギリシャ語の【chamaimelon(大地のリンゴ)】が語源となり、名付けられました。

 

カモミールが日本に渡ってきたのは、江戸時代後期。

当時、唯一貿易をしていたポルトガルやオランダから西洋医学の民間薬として持ち込まれました。

 

日本名は【カミツレ】といいますが、由来はオランダ名の【カミルレ】がなまって、【カミツレ】になりました。

 

実は、カモミールは1962年までは、日本で医薬品として登録されていたんですよ〜!

すごーーー!

 

古代エジプト時代から、現代の日本まで長きに渡って愛されているカモミールの歴史、凄すぎます!!

 

 

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【溜まった疲れはその日のうちにサヨウナラ】

 

この時期は新年度ということで、仕事と家族のスケジュールも倍増に(@_@;)

ステラ漢方で自他共認めるパワフル宮崎も、この時期は顔から笑みが消える時があります(笑)

 

今日中にここまでは終わらせるぞ!!と、気合を入れたものの、仕事開始前から想定外のスケジュール変更Σ(゚Д゚)

 

家に帰って、バタバタ家事を終わらせ、さてくつろぐかと思った途端、

 

『明日、家庭科で葉物野菜持っていくけん用意しといて~。おやすみ~。』

 

……え?なんですと?今、もう21時だよ?

冷蔵庫はすっからかん。

 

早く言わんかーーーー!!

と、心の中で叫びながら自転車をすっ飛ばして閉店間際のスーパーへGO!!

 

もう、興奮状態で眠れるはずがありません。

(※実話です)

 

 

この興奮状態の時に分泌されるのが、脳内の三大ホルモンの一つ『ドーパミン』です。

ドーパミンは『やる気ホルモン』と言われていて、【向上心、集中力、行動の動機づけ】に欠かせない大切な物質ですが、実は分泌されすぎるのは逆効果で、不眠症や過食症、アルコール依存症などを引き起こしてしまうと言われています。

 

そこで活躍するのが、カモミールの中に含まれている『アピゲニン』という成分。

ドーパミンの体への影響を抑えるため、リラックス効果につながると言われています。

 

カモミールティーはノンカフェインなので、夜のリラックスティーに最適です♪

季節を問わず、温かい状態で飲むことで体も芯から温まり、穏やかな睡眠に入れます(^^)

 

仕事中などの、ちょっと一息つきたい時にもおすすめですね♪

 

 

【カモミールはお母さん】

 

また、カモミールは『マザーリーフ(母の薬草)』とも言われており、お母さんのような優しさで穏やかに効き目が出てくることから、お子様にもおすすめです。

 

海外では、赤ちゃんの夜泣きのお供にカモミールティーを飲ませることが定番で、赤ちゃんのいるお家には常備されている事が多いんですよ(^^)

 

また、夜泣きだけでなく、カモミールには抗炎症作用があるので、夏場の赤ちゃんのあせもやおむつかぶれ予防として、カモミールティーのお風呂で沐浴するとプルプルタマゴ肌の赤ちゃんのお肌を守ることができるそうです。

 

長女は幼い頃から皮膚が弱く、毎年夏はあせもに悩まされ、蚊に刺されるとかぶれるという体質なので、夏の皮膚科通いは恒例行事のようなものでした。

 

昨年、毎晩お風呂上がりにカモミールティーを冷やしたものをコットンにとってパッティングをしてあげたら、例年よりも皮膚科に通う期間は短く、症状もとても軽く済みました(^^)

今年の夏もカモミールにお世話になること間違いなしです。

 

 

我が子の肌にも優しいカモミールは、花言葉にも納得させられます。

 

カモミールの花言葉は

「逆境に耐える」「苦難の中の力」「あなたを癒す」「清楚」

 

カモミールの生命力は強く、踏まれれば踏まれるほどたくましく育つことで有名で、そんなたくましさの中にはたくさんの優しさがあるなんて、まさにマザーリーフという呼び名に相応しいですね(*^^*)

 

ただし!

キク科の植物にアレルギーがある方は、使用にあたっては注意が必要です。

かかりつけのお医者様にご相談下さい。

 

さ~!

これからのアウトドアシーズンに向けて、カモミールで憂鬱な5月病を、とっとと吹き飛ばしてしまいましょーーーー\(^o^)/

 

それでは皆様、バラ色の毎日を〜♪


この記事の投稿者

miyazaki
miyazaki
お客様窓口でNo.1のパワフルスタッフです♪プライベートでは2児の母ですが、スタッフからも母ちゃんと呼ばれ親しまれております。 メディカルハーブコーディネーターの資格を活かして、皆様にハーブの魅力をお伝えします(^^)
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