そこに山があるから。 正しいトレッキングのススメ

2018年1月12日(金)

あけましておめでとうございます!

 

新年に入ってもう2週間、お正月感も完全に抜けてきましたね。

 

皆様は楽しい年末年始をお過ごしになられましたでしょうか?

 

 

私、毛利の年末はというと、大好きなB’zのライブを堪能してきました。

 

歌いながら舞台を端から端まで駆け回る姿は、53歳という年齢をまったく感じさせません。

 

むしろまだ40歳にもなっていない私より遥かに若いんじゃないか!?と思うくらいでした。

 

 

年始は駅伝に感化されたこともあり、地元の田んぼ道で「なんちゃってハーフマラソン」にチャレンジ。

 

最後に少し足首を痛めてしまいましたが、無事完走。

 

過去最高の記録を更新し、新年からいいスタートが切れました(^^♪

 

 

 

さて、アラフォー突入を機に始めた「なんちゃってランナー」の私ですが、実は同時にもう一つ始めたことがあります。

 

それは、すでにお気づきの方も多いと思いますが、「なんちゃって山登り」です。

 

1990年代にブームが訪れ、山ガールという言葉が流行ったり、山の日という祝日まで制定された山登り。

 

現在では、レジャーや健康、体力増進の目的で毎年1000万人近くの人が楽しんでいます。

 

 

そこで、またまた今回も、「なんちゃって山登り」をダラダラと続けている私が、超個人的な山の魅力・楽しみ方を大公開致します!

 

それではさっそくいっちゃいますね!

 

 

 

Q. なんで山登りを始めたんですか?

 

A. ときどき趣味を聞かれること、あるじゃないですか。 「…え、私の趣味? 山登りかな。」って言うの、なんか良くないですか?

 

そうなんですよ。コレが言いたかっただけ。

 

なんかプライベートが充実してそうだし、どことなく毎日に余裕がありそうだし。リア充?みたいな。それでいて健康的なイメージがするし!

 

以前は映画鑑賞などと答えていましたが、山登りのような自分の体験に基づく話の方が、話が広がりやすかったりするんですよ。

 

自分で頭を使って考えたり、体を動かしたり、工夫したりしたものほど得られるものが多く、話しも自然と面白くなりますしね。

 

まったく同じ山に登ったことがあったりすると、より親近感も出るし、話が盛り上がるのもオススメのポイントです。

 

なんか、質問の答えとズレてきましたね。

 

 

 

Q. 山登りにハマったきっかけは?

 

A. まるで海! 山なのに海なんですよ!

 

1~2ヶ月に一回のペースで山登りを始めて、3度目くらいの登山でしたね。

 

地元博多からちょっと離れた山に登ってみたくて、久住山(大分県)まで行ったんです。

 

家から約3時間の距離。

 

登山口の駐車場が埋まったら大変なので、寝ぼけ眼をこすりながら夜中の3時に出発。

 

早く着きすぎちゃって、5時半くらいには到着。

 

仮眠を少し取るもぐっすり眠れず、せっかくなので6時前に登山を開始することに。

 

あたりは霧に包まれて暗く、夏なのにとても寒かったですね。

 

夏山を舐めてたなーと一瞬後悔しました。

 

しばらく登ると、霧がおさまり、頭上にはカンカン照りのお日様が。

 

初心者の私たちは「山の天気は変わりやすいって言うけど、すごいね」と、的外れなことを言いながら登り続けていたんですが、その時ふと目にした光景に愕然としました。

 

視界が開け、町を見ようと麓を見下ろしたとき、そこにあったのは、真っ白な海!

 

いわゆる「雲海」というものだったんですが、生まれて初めて見る雲海にただただ圧倒されました。

 

霧と思っていたものは実は雲で(どうりで寒いはずです)、雲の海から顔を出す山々は、まるで白い海に浮かぶ島のようで、神々しさまで感じました。

 

日常味わえない感動にやられ、すっかり山登りにハマってしまいましたね。

 

ちなみに、一番いいタイミングで写真を撮るのを忘れてしまって大反省。

 

雲海が消える直前に慌てて1枚だけ撮りました。

 

IMG_1261

 

 

Q. 山登りを楽しむコツは?

 

A. ガスバーナーとイスを買いましょう。

 

子供の頃以来、初めて山に登った時、気合を入れて前日の夜からお弁当をつくったんですよ。

 

遠足のお弁当が懐かしくて。

 

山頂で食べるお弁当、塩味の効いたおにぎりはとっても美味しく、大満足だったんですが、となりで休憩しているおばちゃん3人組をみたとき、正直「やられたー!」と思いましたね。

 

なんと、山頂で「料理」をしていたんですよ!

 

アツアツの卵焼きを焼いて、美味しそうに食べてたんです。

 

しかも、食後にコーヒーまで淹れて!(もちろんアツアツ)

 

学生時代の学校行事で登る登山しかイメージのなかった私には、衝撃的な光景でした。

 

下山後さっそくバーナーを購入。

 

それ以降、私たちのグループではなぜか「必ずカップラーメンを持って登る」というルールができたんですが、これがもう美味しくて。 健康的に登った山頂で食べる、塩味の効いたカップラーメン。

 

極めつけは食後に飲むドリップコーヒー。

 

粉の方が簡単じゃんとか言われたりもしますが、「ドリップ」は譲れません。

 

山頂でわざわざドリップコーヒーって、なんか「こだわりのある男」ぽくて、雰囲気いいじゃないですか!?

 

それと、イス。

 

これはたまたま買ってみたんですが、軽くて邪魔にならないし、なにより山頂での快適さがぜんぜん違います!

 

岩にすわるとゴツゴツしてるし冷たいし、地べたに座ると濡れてたり体勢がきつかったり。

 

>何気なく買った軽量イスですが、大当たりでした。 オススメです。

 

バーナーもイスも、そんなに本格的なものじゃなく、安価なものでも十分使えます。

 

ちなみに私が購入したものはバーナーは6,000円くらい、イスが1,500円くらいのものですが、もう愛用して3年目になりますね。

 

さて、山の楽しみ方は十人十色、まだまだ語り尽くせませんが、そろそろ「毛利さんの話はいつも長い!」と怒られそうなので、今日はこの辺でお開きとさせていただきます。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます! 本格的に登られている方からはツッコミどころやより深い山の魅力など、言いたいことがたくさんあるかと思いますが、そこは「なんちゃって野郎」の戯言と暖かくお見守りくださいませ。

 

ちょっと興味があるけどまだやったこと無いんだよねって方の、生活に楽しみをプラスするヒントになれば幸いです。

 

それでは、また!


この記事の投稿者

mouri
mouri
企画担当。最年長、顔はイケメンなのに昭和のにおいが漂う毛利です(笑)人生なんでも楽しむ!をモットーに、日々笑顔を大事に生きています。
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