飾りじゃないのよパセリは、ハッハ〜♪栄養豊富なパセリのススメ!!

2017年9月20日(水)

こんにちは、ステラ漢方の宮崎です。

今年の夏は、思い出たくさん作りましたか?

 

わたくし、宮崎は企画スタッフの添田・コールセンタースタッフの別所と一緒にパラグライダーをしてきました\(^o^)/

お日柄もよく、青い空、青い海のロケーションの中フライト♪

 

 

とっても気持ちが良くて、感動しました!

非日常の体験というのは、リフレッシュにもってこいですね(^^)

 

みなさんも、是非機会がありましたらパラグライダーを体験してみてくださいね。

それでは、ハーブ生活のススメのはじまりです(^^)

 

 

さてさて早速ですが、洋食などに添えられている緑鮮やかなパセリ。

 

皆さんは、食べてますか?

 

私はと言いますと、最近まで全く口にしていませんでした^^;

 

味のうんぬんではなく、飾りのイメージがあったので、食べ物として認識していませんでした。

食べたとしても、コンソメスープの上にふりかけてある程度。

 

でも、よ〜く調べてみると、パセリってとっても優秀なハーブだったんです!!

 

これを読んだら、パセリを食べるっきゃない!!

ということで、今回は『パセリ』をご紹介します♪

 

 

学名:Petroselinum crispum

英名:Parsley

和名:オランダセリ

科名:セリ科

原産地:地中海沿岸

 

 

 

 

パセリの歴史は古く、紀元前3世期の古代ギリシャ時代の本草書にパセリの名が残っています。

 

パセリは地中海沿岸の岩場に多く自生していたことから、ギリシャ語で『石:petro』『セロリ:selinon』をガッチャンコしまして、『岩場のセロリ:petroselinon』という言葉が、パセリの語源になっていると言われています。

 

古代ギリシャや古代ローマでは、食用として使われていただけでなく、歯磨きや家畜の餌、そして儀式の道具としても使われていたようです。

 

日本に渡ってきたのは、18世紀。

 

長崎の出島に、オランダ人が持ち込んだことが始まりとされています。

そのため、オランダ人が持ち込んだセリが由来して、和名としてオランダセリという名が付きました。

 

本草学者であり、儒学者で有名な貝原益軒の「大和本草」(1709年)に、パセリが登場しており

 

「紅毛芹(オランダセリ) 根は羊のひずめに似ていて黄色い」

 

と記されています。

しかし、この頃もやはり現代と同じく食用としてではなく、飾りとして栽培・利用されていたようですね。

 

 

【栄養価は緑黄色野菜の中でもトップクラス!!】

 

調べれば調べるほど、パセリの栄養価の凄さに驚かされます!

パセリに含まれている栄養素は

 

☆炭水化物

☆食物繊維

☆タンパク質

☆ビタミンA群(βカロテンなど)

☆ビタミンB群(葉酸など)

☆ビタミンC

☆ビタミンE

☆ビタミンK

☆カルシウム

☆鉄分

☆カリウム

☆マグネシウム

 

すごっっっっっっっ!!!!Σ(・∀・;)

 

含有量も驚きで、ビタミンCならパセリ1本で一日に必要な量の半量が取れてしまいます。

 

また、注目すべきはβカロテンの多さ!!

 

可食部100gで7400μグラムものβカロテンを摂ることができます。

βカロテンとは、高い抗酸化作用をもつ成分で、体内の活性酸素を取り除く働きがあります。

 

活性酸素は体内に入り込んだウイルスと闘うなど健康維持には欠かせないものです。

 

しかし、増えすぎてしまうと、逆に老化を促進させてしまったり、活性酸素が細胞の遺伝子を傷つけてしまうことでガンを発生させてしまうと言われています。

活性酸素が増えすぎる原因として、ストレスや不規則な生活、食品添加物の取りすぎ、紫外線などがあります。

 

……どきっっ(;・∀・)

 

今年の夏も、海水浴にプールにバーベキューにと、夏の思い出を作りつつ、紫外線をガンガン浴びた私。

豊富なビタミンCとβカロテンのパワーで、アンチエイジングせねば!!(`・ω・´)

 

また、βカロテンの一部は体内で必要に応じてビタミンAに変わります。

ビタミンAにはさまざまな効果がありますが、その中でも、目・鼻・口・のど・胃腸などの粘膜を丈夫に保つ働きがあるので、かぜ予防や口内炎防止にも効果的です。

 

その他、鉄分や葉酸、カリウムなどもミネラル類も豊富に含んでいるので、むくみ改善や貧血予防も期待できます。

本当、いいことづくしですね〜!!

 

ただし!

 

パセリに含まれている、アピオールという成分が、子宮の収縮を促す働きがあると言われており、妊婦さんや授乳期の方の大量摂取はお勧めできません。

でも、パセリには鉄分や葉酸、ビタミンなどの豊富な栄養分が含まれているので、食べて頂きたい!!

 

国立健康・栄養研究所 情報センターの情報によると、可食部で20g位に留めると言いそうですが、パセリの20gって結構な量がありますから、サラダやスープで食べる分には全く問題ないという事ですね(*´▽`*)

 

また、ビタミンKを含んでおり、ワーファリンを服用している方の摂取もおすすめできないので、ご注意を!!

 

 

栄養豊富なパセリさん。

 

じつは、日本で出荷されているパセリの8割が食べられずに捨てられているという残念な情報があります(´・ω・`)

これからは、貴重な栄養源として残さず食べようと思います。

 

もし、パセリの美味しいレシピ知ってるよ!!という方は、宮崎までご一報ください♪

 

それでは皆様、ハーブでバラ色の日々を〜♪


この記事の投稿者

miyazaki
miyazaki
お客様窓口でNo.1のパワフルスタッフです♪プライベートでは2児の母ですが、スタッフからも母ちゃんと呼ばれ親しまれております。 メディカルハーブコーディネーターの資格を活かして、皆様にハーブの魅力をお伝えします(^^)
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