「涙もろいのはなぜ?」すぐに涙が出てしまう原因

2016年12月3日(土)

気づけばすぐに涙が出てしまう……ということはありませんか?
些細なことで泣いてしまう、年齢とともに涙もろくなったという人が多いようです。

 

ステラ漢方スタッフの宮崎も、その一人。
スタッフの中でも群を抜いて涙もろく、号泣エピソードがいくつもあります。

 

 

 

~号泣エピソード①~

 

保育園の運動会で、鼓笛隊の子供を見て号泣。(※子供はわが子ではなく赤の他人)

 

宮崎 「この子たちもついこの間まで赤ちゃんだったのにねぇ~、立派に成長して……と思ったら涙が出てきたんよー!!!」

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~号泣エピソード②~

 

ザ・イエローモンキーの大ファンである宮崎。再結成のニュースを見た瞬間、号泣。

 

宮崎 「全国ツアーの日も、運転中に会場が見えた瞬間、号泣。会場について看板を目にしたら、もう完全に涙が止まらんくてねぇ~~~」

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~号泣エピソード③~

 

オリンピックの開会式を見て号泣。

 

宮崎 「なんかわからんけど、感動してね……(泣)」

 

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まだまだありますが、そんな宮崎も以前はそれほど泣くことはなかったのだそうです。
ところが年々、涙もろくなってきたのだとか(^_^;)

 

そこで今回は、「人はなぜ涙を流すのか」、「なぜ涙もろくなってしまうのか」について調べてみました(・∀・)

 

 

 

■なぜ涙は出るの?

 

まず、私たちが流す涙には、

 

基礎分泌による涙
刺激性分泌による涙

情動性分泌による涙

 

の3種類があります。
これらの涙を、目的に合わせて流しています。

 

 

基礎分泌による涙

 

むき出しの臓器である眼球を保護するために流している涙。
目からこぼれ落ちるほどの量ではありませんが、常に涙を流すことで潤いを保ち、目の乾燥を防いでいます。

 

 

刺激性分泌による涙

 

外からの刺激に対して流れる涙。
目にゴミが入ったときや、玉ねぎを切っているときに出る涙など。
涙を流して目を潤すことで、刺激を和らげています。

 

 

情動性分泌による涙
感情が激しく刺激されたときに自然と溢れる涙。
「悲しい」「悔しい」「嬉しい」「感動」などの感情とともに流れる涙で、

いわゆる「涙もろい」と言われる人が流す涙は、この情動性の涙です。
他の涙と違って、ある程度は自分でコントロールできる人もいます。

 

なぜ感情が揺さぶられたときに涙が出るのかは、科学的にはまだ解明されていません。

 

ですが、一説によると、情動性分泌の涙の中にストレスホルモンが溶け込んでいたことから、

強い感情によってストレスがかかったときに、ストレスホルモンを外に出すため涙を流しているのではないかと考えられています。

 

また、ストレスホルモン以外にも快楽物質「エンドルフィン」も溶け込んでいるとのこと。
同時に、涙を流すことで副交感神経の働きが優位になり、心を落ち着かせてリラックス状態になります。
そのため、涙を流すとスッキリした気持ちになるようです。

 

 

 

■涙もろくなる原因は?

 

涙もろくなってしまうのには様々な理由があります。

 

 

😢人生経験によるもの

 

人生経験を積めば積むほど、自分の引き出しが多くなり共感の涙を流しやすくなります。
「年齢とともに涙もろくなった」という人は、ほとんどの場合これが理由です。

 

自分以外のことで感情が揺さぶられて涙を流すのは、自分の経験と重ね合わせることができるから。
感受性が豊かになった証拠だともいえます。

 

ちなみに、出産経験がない私にはまだ分からないのですが、
母親である宮崎や岩瀬は、ドキュメンタリー映像で出産シーンを見ると、

自分のときの経験が蘇って涙が止まらなくなってしまうそうです。

 

 

😢女性ホルモンの乱れによるもの

 

月経前症候群(PMS症候群)や更年期障害のときにも涙が流れやすくなりますが、

これはどちらも女性ホルモンの乱れによるもの。
特定の時期に一時的に涙もろくなる場合は、女性ホルモンのバランスが崩れている可能性が高いです。

 

 

😢精神的ストレスが溜まっている

 

ストレスが溜まっている状態では、小さな刺激でも過剰に受け止めてしまいがち。
その結果、たいしたことではなくてもポロポロと涙がこぼれやすくなってしまいます。

 

毎日を慌ただしく過ごしていると、自分でも気づかないうちにストレスを溜め込みやすいので、

忙しい人こそこまめにストレスを発散することが大事ですね。

 

 

😢うつ病の症状

 

うつ病の症状の一つに「涙もろさ」があります。
涙もろければうつ病というわけではありませんが、何事にもやる気が出なかったり、

落ち込みやすくなっていたりする場合は、うつ病の可能性も考えられます。
うつ病は自覚するのが難しい病気なので、少しでも気になる場合は専門家に判断してもらうのが一番です。

 

 

■外的要因としては「ドライアイ」の可能性が高い!

 

実はドライアイも涙もろくなる原因の一つ。
ドライアイは、まばたきをせずに物を直視しつづけることで、目が乾きやすくなる病気です。
ドライアイが進行すると、ちょっと風が吹いただけでも刺激となって、涙が流れやすくなります。

 

 

▼ドライアイの症状と対処法はこちら
http://www.stella-s.com/hiroba/kenko6/

 

 

 

涙もろくなる理由は様々ですが、涙を流すこと自体は悪いことではありません。
それどころか、感情的な涙を流すと心のデトックスにもなるため、
最近ではわざと涙を流す「涙活」も流行っていますよね(*^_^*)

 

ですが、訳もなく悲しくなったり、いきなり涙が出たりする場合は、

体や心の不調が原因で涙もろくなっている可能性も考えられます。

 

きちんと対処すれば症状は治る場合が多いので、

心当たりがある方は早めにケアするよう心がけてみてくださいね♪

 


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